近年、お一人暮らしの高齢者や若年の単身者など、いわゆる「おひとりさま」と呼ばれる単身世帯の方が増え続けています。子どもがいないご夫婦や、いても住まいが遠方で関係性が疎遠になってしまったケース、生涯未婚の方なども年々増加しています。
また、LGBTQといった性的マイノリティの方々のように、現在の法制度では保護が十分ではない方や、何らかの事情で親からの支援や養育を十分に受けられず、頼るべき大人が身近にいない青少年なども、「社会的なおひとりさま」といえるかもしれません。
これらの「おひとりさま」の増加は、孤独死、相続トラブルによる資産凍結、空き家問題、若年犯罪、労働搾取等、さまざまな社会問題の増加につながりかねません。
最近では、独居高齢者に関する報道が増え、当事者自身が、
「なるべく他人に迷惑をかけたくない。」
「尊厳を損なうような最期は嫌だ。」
「自分の身の回りの事や財産の道筋は自分で決めたい。」
といった思いから、リスクに備えておきたい、人的なネットワークを持っておきたい、というニーズも増えています。
しかしながら、こういったニーズに応えることができるサービスや相談窓口は、まだまだ少ないのが現状です。
そこで、「おひとりさま」をめぐる問題を、士業の連携によってワンストップで解決できるチームづくりを目指し、当法人を設立しました。
「おひとりさま」をめぐる問題は、資産形成、医療介護福祉、財産管理、死後の手続き、相続や遺産承継、生活保障など多岐にわたりますが、そのいずれにも法律、税務問題が関わってきます。
私たちは、法律・税務の専門家として、「おひとりさま」が安心かつ心豊かに生活し、人生を全うできるためのサポートをおこないます。
各士業の強みを活かし、行政機関や自治会、NPOなどの各種団体、医療・介護・教育、その他のさまざまな事業者との連携を深めながら、社会インフラの一つとしてのリーガルサービスを提供します。
1人でも多くの「おひとりさま」が、「安心してひとりでいられる」社会の実現を目指します。
おひとりさま終活サポート
「家の片づけや葬儀は誰が?」
「遺産はどうなる?」
「認知症になったら?」
人生のラストステージにおいて、身近に頼れる親族がいない『おひとりさま』のために、各種制度を組み合わせ、最適なプランをご提案いたします。
カケル法律プロジェクト
つながれば、きっと誰かの力になれる!
法律をもっと身近に。
法律専門職×他業種の皆様による様々なコラボレーション(=かけ算効果)で、皆様の現場や地域を”よりよくする”お手伝いをします。
おひサポがお届けするYoutube番組「Ending TV」のエピソード2が公開されました。
お茶を飲みながら気軽に「死を語るきっかけ」になればと制作しています。
エピソード2はジャーナリストの佐々木俊尚さんに、理想の死の迎え方や安楽死など、ご自身の死生観についてお話を聞きました。
編著者の福村雄一司法書士(弊社理事)を中心に、各地の司法書士、金融機関、医師、看護師、ファイナンシャルプランナー、ライフプランナーが共著で作り上げた書籍です。
さまざまな職業、年齢、背景をもつ大人たちに「生と死」についてインタビュー。人生の数だけある、多様な死生観を発信する【ENDIND TV】。
エピソード1は、緩和ケアの草分けとして活動してきた関本さんにお話を聞きました。
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